豊かなつながりを育むこと −−−
それは、ヘルスケアの質を高める上で非常に重要なテーマと言えます。

医療者として情熱を注ぎ続け、燃え尽きから自分を救うためにどのようなことができるでしょうか。ストレスの高い現場で、自分も、相手も大切にする、心理的安全性の高い環境を育むために、何をいかしてゆけばよいのでしょう。

そのアプローチとして注目されるのが、コンパッションを育むコミュニケーションとして知られるNVC(Nonviolent Communication)です。

米国Mendota Mental Health Instituteでは病院にNVCの研修を導入した後、精神科閉鎖病棟における身体拘束件数が6分の1に激減しました。さらに、スタッフの満足度も高まり、年間1万ドル以上かかっていたスタッフ離職に伴うコストがほぼゼロになりました(Melanie Sears, RN, MBA著『Humanizing Healthcare – Creating Cultures of Compassion With Nonviolent Communications』(仮題:医療の現場を豊かにする”つながり”を育むコミュニケーション』より)。

このプログラムでは、身体感覚や思考、価値観など大切なものに意識を向けることから健やかさを育む視点とスキルを身につけます。

主なテーマ:
・ ストレスの高い職場におけるセルフケア(セルフ・コンパッション)
・ クライアント(患者)への感情的な寄り添い
・ 燃え尽き症候群予防のための対話の場の構築
・ 他職種連携の向上
・ 時間やゆとりがない中でつながりの質を深めること

事例:
・今日から医療現場で使えるセルフ・コンパッション講座
 (医療コミュニケーションワークショップ@宮崎大学医学部)
・医療施設におけるマネージメント研修 など