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「わたし」という物語を、紡ぎなおす旅 いのちの季節を辿るー丘リトリート in 美瑛 2026秋 – 演劇 × NVC × 身体性 × アート

演劇で身体をひらき、NVCでいのちに触れ、美瑛の大地に支えられながら
人生の次の章を迎える——3日間の旅へ、ようこそ。

あなたは今、人生のどんな季節を生きていますか。
新しい何かが始まろうとしているとき。ひとつの役割を終えようとしているとき。立ち止まり、自分自身を見つめ直したいと感じているとき——そこからは、どんな風景が見えるのでしょう。

感謝したいことは何ですか。そして、そろそろ手放してもいいものは何でしょうか。

人生には、ただ前に進むだけでなく、深く立ち止まることが必要な瞬間があります。
節目という名の扉の前に立つとき、わたしたちは自分自身の物語の作者として、次の一行を選ぶ力を持っています。

このリトリートは、そのような問いを抱えるあなたのための空間です。答えを急がず、ただ内なる声に耳を澄ませ、自分という存在をゆっくりと感じ直す——そんな豊かな時間への招待状です。

秋分の美瑛——大地と光の舞台

2026年9月。秋分の気配が空気に溶け込み、満月の光が丘を静かに照らすころ、北海道・美瑛を舞台に「丘リトリート」を開催します。北海道のほぼ中央に佇む美瑛は、丘と風と光が織りなす町。先人たちはこの広大な大地を「カムイ(神)」の宿る場所として畏敬し、その恵みとともに生きてきました。
収穫を迎えた畑が黄金に染まり、空はどこまでも高く、風が草の穂をそっと渡っていく——ただそこに立つだけで、人間の時間をはるかに超えた悠久の流れに、自分がそっと抱かれていることに気づきます。急いていた心が、少しずつ、ほどけていく。自然と人、人と人、そして自分自身との間に、失いかけていたつながりが静かに、確かに、取り戻されていくような時間です。

日程
2026年9月25日(金)14:00 〜 27日(日)15:00 2泊3日
時節
秋分・満月

場所
北海道・美瑛町(最寄り空港:旭川空港)
滞在場所:美瑛町・旭交流センター(美瑛町地域人材育成研修交流センター/旭川空港から車で10分)
食事
地元の美味しい食材にてご提供。美瑛の滋味深い恵みを味わいながら。

ふたつのアプローチ——演劇とNVC

応用演劇:身体を通して自分を探る

ここでいう演劇とは、舞台上で何かの役を演じるためのものではありません。普段のわたしたちは、「こうあるべき」「こう見られたい」という役割の中で生きています。応用演劇の手法を使うことで、そういった「役割」や「あるべく振る舞い」を超えて、言葉になる前の感覚や、まだ気づいていない可能性を、身体を通して探究していきます。
考えるだけでは辿り着けない自分自身に出会うための、身体というアプローチ。感覚が先に動き、思考がそのあとをゆっくりとついてくる——そのような体験が、新しい自己理解の扉を開きます。

NVC:いのちの奥にある願いに耳を澄ます

NVC(非暴力コミュニケーション)とは、感情や思考の奥にある本当に大切にしたい願いに深く耳を傾け、言葉を紡ぐ、対話の実践です。正しさを競うのではなく、自分自身や他者の中にある生きた願いに耳を澄ませていきます。

自分の感情を「弱さ」としてではなく、「生きている証し」として受け取るとき、コミュニケーションはまったく別の色合いを帯び始めます。NVCはその橋渡しをしてくれる、やわらかくも深い言葉の実践です。

わたしたちは皆、自分自身の人生を紡ぐ作者であり、編集者であり、演者でもあります。節目に立ち止まり、自分の内側に耳を傾け、まだ言葉になる前の声、深層にある願いに触れること——そんな時間が、次の一歩を選ぶ力になります。

3日間のテーマ——内なる旅の地図
このリトリートは、ひとつの流れとして設計されています。「足りないもの」を探すのではなく、今ここにあるものに気づき、すでに満たされている自分を味わうこと。演劇・NVC・身体ワーク・アートを通して、以下の6つのテーマが3日間に渡って深まっていきます。

開く
身体をゆるめ、感覚をひらく。普段の鎧を少しずつほどいて、今ここにいる自分と出会う最初の一歩。

感じる
まだ言葉にならない感情や願いに出会う。身体の奥から湧いてくるものに、ただ寄り添う時間。

聴く
自分の奥にある小さな声に耳を澄ます。NVCの実践を通して、願いとつながりなおす。

表現する
身体・声・対話を通して、自分を自由に表現する。演劇とアートが、その扉を開く鍵となる。

わかちあう
与えることと受け取ることの循環を味わう。他者の存在が、自分をより深く照らし出す。

歩み出す
人生の次の章へ向かう一歩を見つける。「何を選ぶべきか」よりも先に、「何を大切にして生きたいか」という問いとの新しい関係が生まれる。

<3日間のスケジュール>*多少変更になることがございます
美瑛の自然のリズムに合わせて、朝から夜まで丁寧に設計された3日間。ワークのいくつかは屋外——美瑛の丘やその他のフィールドで行う予定です。裸足でグラウンドを歩いて耳を澄ます瞬間、丘に寝転がって大地のエネルギーと繋がる時間も含まれています。

ナビゲーター

大久保聖子
エクスペリエンス・デザイナー
夢を追いかけて挫折しそうになったとき、職場や家庭で息詰まったとき——いつも「かえりたい」と思う場所が”美瑛”でした。
どこまでも高く広い空の下、胸いっぱいに深呼吸をして、畑で土を触って、おばあちゃんの昔話を子守唄のように聴きながら眠るうちに、元気と勇気を取り戻してきた。その大切な大好きな美瑛で、みなさんと共に”これまで”から”これから”への旅の地図を描きたいと思っています。
札幌生まれ・函館・美瑛育ち。社会的課題への演劇的アプローチ実践、国際芸術祭の海外招聘や教育プログラムに従事した後、ダブルケア(子育てと介護の両立)の経験から多世代交流・ティール組織実践等に取り組む。
2021年より総務省地域プロジェクトマネージャーとして美瑛町役場まちづくり推進課着任。企業・大学連携、芸術文化まちづくり事業「美瑛・星のかけらプロジェクト」等プロデュース。2026年、非営利型一般社団法人「丘のゆりかご」を創立。3児の母。
今井麻希子
NVC認定トレーナー
「言葉といのちの出逢う瞬間」の神秘に惹かれて、人が自分自身や他者と健やかな関係を育むためのコミュニケーション・NVCを軸に活動しています。
学生時代、就職活動をきっかけにうつ状態となっていた時、フリースクールを題材とした社会人演劇集団の舞台に触れたことから立ち上がるきっかけを得ました。
また、NGO活動の経験から「社会の課題の解決には人と人が心の通いあう関係をつくることが不可欠」と痛感し、NVCを軸としたリーダーシップ育成や組織変革、対話の場づくりに取り組んでいます。現在は自然農を学びながら、いのちという自然そのものに触れる体験の可能性を探求中。
NVC認定トレーナー・コーチ・組織変容ファシリテーター。マーシャル・B・ローゼンバーグ著『「わかりあえない」を越える – 目の前のつながりから共に未来をつくるコミュニケーション・NVC』(海士の風)共訳。
篠原幸子
ファシリテーター
「だれもがその人らしく生きていけること」を目指して、「みんなちがって大変だ!」を実感しつつ、組織やまちや学校で対話の場を作っています。福岡育ち京都住まい。アースデー京都をはじめ、インドネシア・釜石など多様なフィールドでのファシリテーション活動を続けながら、食をとても大切にし、家に招いて手料理をふるまうという豊かな平和活動も実践しています。
歌うたいとしての顔も持ち、このリトリートでは「表現する」というテーマのもと、歌声が場を深める瞬間を共に創ります。アジアドラマ好き。声と歌が、言葉を超えてつながる瞬間を愛しています。
鈴木佳由
朗読家
演劇集団 円・朗読家。13歳で朗読と衝撃的な出会いを果たし、やがて俳優・朗読家として舞台・テレビ・ラジオ・オンラインで活動。ことばと声に対しての飽くなき興味と探求を続けています。心を自由に解放し、表現力を伸ばし創造するチカラを育み、コミュニケーション能力を高める活動にも力を注いでいます。
カリンバやギターとコラボレーションしての朗読でも好評を集め、2020年から続ける「朝の朗読の会」は開催700回を迎えました。ことばが声になり、声がいのちに触れる——その瞬間の神秘を、このリトリートでも皆さんと分かち合います。