誰ひとり置き去りにしない社会へ -「わかりあえない」を越える – その、まなざしと、言葉と 」 – [SDGs x NVC vol.8]
誰ひとり置き去りにしない社会をめざして・・・
SDGsに関するテーマを、NVC(Nonviolent Communication/共感的コミュニケーション:こころをしなやかにするつながりのコミュニケーション)の視点も交えてご案内する対話の場です。
第8回目は、この場を主宰する今井麻希子のナビゲートにより、NVC創始者マーシャル・B・ローゼンバーグ博士の著作『「わかりあえない」を越える」ー目の前のつながりから、共に未来をつくるコミュニケーション・NVC』(原題:Speak Peace in a World of Conflict – What you say will change your world)の提唱するまなざしに触れつつ、私たちの求める、人生を豊かにする未来の姿を、対話を通じて想い描いてゆきます。
さまざまな感情をうけとめあい、自分と、社会と出逢いなおすひととき。是非ともに深めてみませんか?
ナビゲーター:今井麻希子(CNVC認定トレーナー / Coaching for Transformation認定コーチ)。NGO活動の体験から持続可能な社会をつくるためには「人とひととのつながり」が大切であると実感。その精神基盤・具体的手法としてNVCに可能性を感じ活動の軸をシフト。主な著作・編集・執筆協力に『希望をつくる仕事 ソーシャルデザイン アイデアは地球を救う』(宣伝会議)『生物多様性は復興にどんな役割を果たしたか』(昭和堂)『パートナーシップでつくる私たちの世界 -国連の新しい目標 2030年に向けて』(環境パートナーシップ会議)など。
NVC(Non-voilent communication:非暴力コミュニケーション/共感的コミュニケーション)とは、アメリカの臨床心理学者カール・ロジャーズ博士に師事した、マーシャル・B・ローゼンバーグ博士によって1970年代に体系づけられた、コミュニケーションの方法です。
- 「何が正しく・何がまちがっているか」という考えをこえて「何が人生を豊かにするか(何を大切にしたいか)」という視点を軸に、一人ひとりが尊厳を持っていきる礎を築く視点を持つ
- 頭(思考)で判断・批判・分析・取引などをすることが人とひとのつながりを難しくする時、それに気づき、自分自身と相手の心の声に耳を傾け、感情、ニーズ(大切なもの)を明確にすることによって、つながりを育むコミュニケーションをはか
- 対立に健全に向き合う視点を手にし、互いを豊かにする選択をみいだす
NVCは社会課題の解決の根本に迫る画期的なアプローチとして、紛争解決の現場や教育機関、職場や家庭、コミュニティや社会活動など、さまざまな現場で導入されています。
当日の進行プラン(2時間)
- SDGs – 誰ひとり置き去りにしない社会へ [SDGs x NVC] 会の趣旨のご紹介
- 話題提供
- 対話の時間
- 参加費としていただいたお金は、生活に困難を抱えた状況にある方を支援する活動に取り組む団体への寄付として活用させていただきます。
- インフォメーション(次回のご案内など)