schedule - 講座・イベント -

誰ひとり置き去りにしない社会へ – 困難な状況に置かれた女性たちへのエンパワメント – ラオス障がい作業所から- [ SDGs x NVC vol.2]

誰ひとり置き去りにしない社会をめざして・・・

さまざまな現場の声、まなざしを紹介する連続企画です。

SDGsに関連する話題提供と対話、そして、NVC(Nonviolent Communication/共感的コミュニケーション)というこころをしなやかにするつながりのコミュニケーション)の視点から、対話の時間をナビゲートします。

第二回目のテーマは、困難な状況に置かれた女性たちへのエンパワメント – ラオス障がい作業所からSupport for Woman’s Happiness(SWH)の 福井里佳 さんから伺います。

Support for Woman’s Happiness(SWH)
2017年障がい者当事者団体と共にラオスの首都ビエンチャンに障がい作業所ソンパオを設立。主に手足に障がいのある25名が働き暮らす施設となっている。将来的に障がい者が自立して暮らし、施設を運営できるようになるためには、独自のブランドの確立と、マーケットの確保、すなわち日本などの企業から受注を受け製作する工場としての役割が必要との考えの下、ブランド・フランムアンを立ち上げ、少数民族の生地を使ったクオリティの高い製品づくりを指導しながら、日経企業から手まり・ノベルティ等の受注を開始した。この活動を通じて、日本の障がい事業所と一緒にモノづくりをす協働する機会を得、事業及びマーケットが広がりを見せている。2020年ジャパンSDGSアワード 外務大臣賞 受賞。 HP:https://www.support-women.net

福井里佳 さん
Support for Woman’s Happiness 理事
岐阜県立可児高校卒、一橋大学社会学部卒。三井住友信託銀行入行後、5年間企業年金制度業務に従事。その後、松下政経塾に37期生として入塾。在塾期間中には、「国際協力、女性支援」をテーマに研究を行う。SWHでは事務局長(現在は理事)として、ラオスでの手毬アクセサリー、石鹸、ボディオイルなどの製品開発、製造指導、マーケティング等を行う。現在は、ラオスでの現場経験から「教育」の大切さを痛感し、一般財団法人活育教育財団のプロジェクトマネージャーとして、中高生向けのキャンプ、学校法人設立を目指し活動中。
またAVPN( Asian Venture Philanthropy Network )でLeadership Programme Consultantとして、日本のソーシャルセクターのリーダー達に向けた研修事業の企画、運営を行っている。

ナビゲーター:
今井麻希子(CNVC認定トレーナー / Coaching for Transformation認定コーチ)。NGO活動の体験から持続可能な社会をつくるためには「人とひととのつながり」が大切であると実感。その精神基盤・具体的手法としてNVCに可能性を感じ活動の軸をシフト。主な著作・編集・執筆協力に『希望をつくる仕事 ソーシャルデザイン アイデアは地球を救う』(宣伝会議)『生物多様性は復興にどんな役割を果たしたか』(昭和堂)『パートナーシップでつくる私たちの世界 -国連の新しい目標 2030年に向けて』(環境パートナーシップ会議)など。

当日の進行プラン
・SDGs – 誰ひとり置き去りにしない社会へ [SDGs x NVC]
会の趣旨のご紹介
・話題提供者のご紹介
福井里佳さんからのお話&ワーク
・感想など対話の時間
・NVC(Nonviolent Communication: こころをしなやかにする・つながりのコミュニケーション)の視点からのミニワーク
(感じた気持ち・大切にしたいことについて・受けとめあい・語らう時間)
・インフォメーション(次回のご案内など)