Deep Coaching – 変容の共感コーチング基礎講座【第26期】
NVCの精神性を踏まえつつコーチングのスキルを深める – 「深淵なる対話」の基盤を探求します。
「誰もが自分の中に答えをもっている」。
そのことをどれだけ信じることができるでしょうか?
その可能性に真に耳を傾けるために、私たちには何ができるのでしょう?
コーチとして人に寄り添う時 – まず最初に、私たちは自らの声に耳を澄ますことが大切です。
マインドフルな開かれたこころから、場を開くということ。
あらゆる決めつけを手放し、好奇心のまなざしから寄り添い、出現するものを迎え入れる勇気。
自分自身とつながり、いつわりのない、ありのままの今を受け入れるとき、想像をはるかに超えた未来への扉が開きます。
「問い」の力によって、明確さを手にし、自分への信頼を確信すると、ビジョンが明確になり、可能性が広がっていくことに気がつくでしょう。そこから私たちは人生を豊かにするための選択を手にすることができるのです。
何かに立ちどまる時。扉を開こうとするその瞬間。それは、自分自身の声に深く耳を傾ける機会ともいえます。
コーチとは、内的対話の深淵さに耳を傾け、願いに寄り添い、実現に向けた行動を支える存在。未知なる可能性への出逢いの旅を、ともに歩んでみませんか?
対象
- NVC意識をいかした対話の応用力を高めたい方
- コーチングにNVCのエッセンスをいかしたい方
- 個人の変容に携わる仕事に従事している方
- 対人支援やリーダー育成の仕事に携わっている方
- 人々のエンパワメントに関心がある方
- ファシリテーション力を高めたい方
主な内容
- 無限の可能性を解き放つマインドセット
- さまざまな心理的パーツ(内的葛藤なども含む)と共感的につながる
- コーチングの基本スキル
- 「問い」の力 – エンパワリング・クエスチョン –
- 人生における大切な価値観やニーズ(いまここを生きる大切ないのちのエネルギー)とつながり、目指すゴールとつながること
- コーチングのインパクトに対するフィードバック
期待される効果
- クライアントの大切な価値観に深くつながる傾聴・寄り添いの力
- 新たな可能性をひらく「問い」をつくる力
- フロー豊かなセッションの構築
- 望みに耳を傾け変革に寄り添うこと
- 自己一致した感覚からのアクションプランの構築と実施のサポート
特徴
- CNVC認定トレーナー・国際認定コーチの提供する、実践的プログラムです
- コーチ経験者の受講も多いのが特徴です。ご自身をみつめなおす場としてもご活用いただいています
- クラスの内容は毎回録画され、受講生グループ内で共有されます
- 参加できなかった回は、他の機会に再受講(追加料金無し)が可能です
- ご希望の方にはスーパービジョンをご提供しますのでご相談ください
受講生の声
- いままで「コーチング」に対して抱いていたイメージががらりと変わりました。NVCと組み合わせることの意義がすごく納得できました。
- 場を作る時のマインドセット(コーチの世界観)を中心に学べたのがよかったです。自分自身がコーチングを受ける体験も理解を助けてくれました。
- 正/誤を問うところから、ニーズを問う視点へ。二つの問いの質感の違い。アラインメントの感覚。その世界観から、人を見つめる(5つの原則)。エネルギーの動きをみる。そういう幹があって、その先に枝葉のように出てくるempowering questionという構造が全体を通じて伝わってきて、心地よかったです。
- 表面的なコーチングのスキルだけでなく、あり方的なところにも深く言及されて、実践重視でやっていただき役立ちました。
- 他のスクールでコーチの資格を取ったものの、ポジティブに持っていく感じが自分にはしっくりこなくて、活動をやめてしまっていました。この講座を受けてコーチングの深さに触れて、自分が求めていたコーチングの姿を思い出すことができました。コーチの活動も再開しようと思えるようになりました。
- 自分にとってとても大切なニーズがauthenticityです。(講師の)言葉と態度、あるいは、説明されている内容とプロセスそのもの、そういったものが一致していてとても心地よかったです(例えば、受講生とのやりとりの中でそれが実現していた)。受講生同士のつながりを作ってくださったのも助けになりました。具体的には、自主的に練習したり、お互いが(*オプションで受講する個別)コーチングを受けてみた動画をシェアしたり(プロセスそのものを見ることができるというのは、語られた内容について納得しながら吸収する助けになります)といった交流が学びの助けになりました。
講師: 今井麻希子
NVCセンター認定トレーナー / Coaching for Transformation認定コーチ/ リーダーシップ・サークル認定プラクティショナー(LCCP) / NVC大学ナビゲーター /株式会社yukikazet代表。 国際基督教大学卒業後、民間企業勤務ののち独立。NGO活動の体験から、持続可能な社会をつくるためには「人とひととのつながり」が大切であると実感。その精神基盤・具体的手法としてNVCに可能性を感じ活動の軸をシフト。リーダーシップ開発や組織開発、コーチングなどを通じた個人や組織の変容に携わる。NVC創始者マーシャル・B・ローゼンバーグ博士の著書『Speak Peace』(邦題『「わかりあえない」を越える-目の前のつながりから、共に未来をつくるコミュニケーション・NVC』(海士の風)翻訳者のひとり。 経済コンテンツプラットフォームPIVOTにて「コミュニケーション・シフト – NVCで人生の新しい扉を開く」連載中。