program プログラム

しなやかで強い組織をつくる共感的コミュニケーション

「共感」とは、感情や状況、意図や思考、他者のニーズを感じ、理解するうえで役立つ社会的・感情的スキルです。 「感情」をヒントに、その奥にある大事なもの(ニーズ)を受けとめあう(=共感的なつながりを育む)ことで、自分自身への理解が深まり、他者とのつながりがより豊かになります。このプログラムでは心理的安全性を高め、関係性の質を向上し、創造性豊かな組織づくりの基盤として注目されるNVC(共感的コミュニケーション)を軸に、体験的な学びを通じて、共創的価値を豊かに育む基盤を強化します。

対象

  • 誰もが「自分らしく」働ける組織やチームをつくりたい方
  • 社員のウェルビーイング(well-being)を高めたい方
  • 各自が個性をいかしつつ、互いをいかしあう多様性豊かな組織文化を育みたい方
  • 共創を育むリーダーシップを体得し、推進したい方
  • チームビルディングやリーダーシップ育成、ダイバーシティなどに取り組む企業・行政・NPOなどの組織の方
  • ティール組織に関心のある方
  • 人材・チームの育成や組織開発などに携わる方

主な内容

  • 心理的安全性の高い環境をつくる
  • 感情的知性を高める
  • ディープ・リスニング
  • 共感力を高める
  • 創造的に選択肢を共創する
  • 「コンフリクト」(対立・葛藤)を変容する
  • 誰もが大切にされたと感じられる合意形成

期待される効果

  • 本音をいいあい、同時に互いをあたたかく受けとめあう関係性の発展
  • 社会の変化に適応し、新たな価値を生み出す力の向上
  • 目的意識やコラボレーションの意図の明確化
  • 内省力やセルフ・マネジメント力の向上
  • 職場のストレスの軽減 / バーンアウトの解消 / 離職率の低下
  • 組織・チームとしてのリスク管理能力の向上

受講者の声

  • 社員の本音が聴けるようになりました。
  • 色々な視点を持った社員が相乗効果を生み出せるような組織にしたいと思ってので、研修を通じて、それにつながるさまざまなインプットを聴くことができて目標に近づけたと感じています。今後も本音で話し合える時間をつくっていきたいと思っています。
  • ワークショップを通じて同僚の考え方や振る舞いに少しずつ変化が見られていったのが印象的でした。とくに、少なからずの人が、ペアワークを通じて普段では言いづらいことを話していたことが嬉しかったです。
  • これが習得できたら、人生が変わるかも?レベルです!先は長そうですが…
  • これまで一度も言葉にすることがなかった感情に気づくことができました。これまではずっと、他人と比較し自分を責めてきていたので、仕事がうまくいっても昇級しても本当にはくつろぐことができずにいました。研修で体験したワークは人生を変えるほどのインパクトがありました。本当にありがとうございました。
  • ネガティブな感情を否定しない、なかったことにしないということ。その感情のもとになったニーズはなんだろう?と考えることを習慣づけると、うまく乗り越えることができる会話がたくさんあると気づきました。

講師
今井麻希子
CNVC認定トレーナー