『「わかりあえない」を越える』NVC 朝の実践型読書会
「どちらが正しいか」の先へ— NVCの実践を深める12週間の旅
マーシャル・B・ローゼンバーグ博士による著作『「わかりあえない」を越える – 目の前のつながりから、共に未来をつくるコミュニケーション・NVC』は、2021年12月の国内出版以来、経営者やビジネスパーソン、教育関係者や対人支援者、学生、ファミリー層など幅広い人たちの現場で手にされてきました。
原題は「Speak Peace in a World of Conflict: What You Say Next Will Change Your World」。直訳すると「対立の世界で平和を語る – あなたが次に話すことがあなたの世界を変える」とあるこの本の中には、NVC創始者マーシャルがNVCを通じて示そうとしている深い世界観が、豊富な事例と共に表現されています。
1週間に1-2章、1時間ずつ。途中に実践を深める時間もふんだんに持ちながら、12週間という時間の中で、この本を手がかりにNVCを実質的に深めてみませんか?
日常の体験を持ち寄りながら深めることで、気づきが深まり、日々への応用の道すじが実感できるようになります。また、そのような場を「共につくる」感覚を探求することそのものがNVCの実践の機会となります。
NVCに初めて触れる方も、実践経験が豊富な方も、どなたでも是非ご気軽にご参加ください。
学びのシステム
- クラスの主な部分(解説・実践ワーク・気づきのシェアなど)は録画し、クラスでの対話メモとともに、 facebookの受講生限定グループで共有。また関連情報の共有やQ&Aなど学びを支える設計になっています。
- NVCの精神性と実用の両方を深めていく場です。参加者から共有された具体的な事例を紐解いていきます。
- 各章のテーマに関連して、共感的に聴く・ニーズに寄り添うことを通じて体感的に学びを深めます。
- 毎週、事前に次のクラスで扱う章の関連情報・視点をfacebookにてメッセージ。忙しい日常の中で気持ちを整えるリマインドになります。
- 本全体に関わるテーマ「共感」を深める実践に特化した時間も用意しています。
- NVCについてまったく知らないという方も、経験豊富な方も、どなたでも大歓迎です。
<構成>
・チェック・イン(いま・ここの生き生きさにつながる)
・その週に扱う章について小グループ(3-4人)で探求(20分)
・感想や疑問などをチャットにシェア
・それらの声をもとに、さらに全体で具体的に深める(応用・実践)
・小グループで振り返り・チェックアウト
ナビゲーター:今井麻希子 | CNVC認定トレーナー ・組織と関係性のためのシステムコーチング認定コーチ(ORSCC)/ リーダーシップ・サークル認定プラクティショナー(LCCP) / 一般社団法人日本NVC研究所代表理事 /株式会社yukikazet代表。 国際基督教大学卒業後、民間企業勤務ののち独立。NGO活動の体験から、持続可能な社会をつくるためには、人と人とが心を通わせあう関係をつくることが欠かせないと痛感。その精神基盤・具体的手法としてNVCに可能性を感じ活動の軸をシフトする。NVC創始者マーシャル・B・ローゼンバーグ博士の著書『Speak Peace』(邦題『「わかりあえない」を越える-目の前のつながりから、共に未来をつくるコミュニケーション・NVC』(海士の風)共訳。『全人的医療を支える共感的コミュニケーション・NVC』(NVC大学出版)監訳。 経済コンテンツプラットフォームPIVOTにて「コミュニケーション・シフト – NVCで人生の新しい扉を開く」連載中。