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NVCメディエーション基礎講座 (2022年12月)

お互いを責めたり、交わることのない主張の応戦のようなことが起きている時、私たちはどのように、ニーズに意識をむけ、つながりの質を紡ぎ直すことができるでしょうか。

この講座では、マーシャル・ローゼンバーグ博士が世界の激しい紛争・対立の現場でも実践した「NVCミディエーション * 」とについて、基礎となる捉え方、形を踏まえつつ、実践的に深めます。
(* メディエーション(Mediation)とは、(調停といった意味で使われる言葉です)

対象

  • NVCの基礎(精神性、4つの要素)について実践的理解のある方
  • 「反応している自分に気づく」「解釈と事実をきりわける」「共感的に「聴く」」「NVCのリクエスト」について概ね理解し、実践経験がある方を前提としています(ご質問があれば気軽にご相談ください)

開催日時

  • 12月11日(日)& 18日(日)(2日間のプログラムです)
  • 時間:9:30-17:30(休憩をしっかりいれつつ、集中的に深めます)
    午前セッション:9:30-12:00
    ランチ休憩:12:00-13:00
    午後セッション(1): 13:00-15:00
    午後セッション(2):15:30-17:30
  • 録画提供がありますが実践がメインとなりますので、原則としてクラスの8割以上参加できる方を対象としています。

主な内容

  • メディエーションの9つのスキル
    (共感・つながりリクエスト・聞き耳を促す・緊急共感・トラッキング・中断/介入・自己共感・無防備な自己表現・解決リクエスト)
  • 各スキルを踏まえた上で、フライトシュミレーターというスキルを活用した実践練習を行います

受講生の声

    • NVCの原点に返り、さらに自分が何をしているのかに気づき、意識をどこに向けるのかを選択するのに役立つと思います
  • 「調停」は、日頃、身近にあるわけではないのですが、関係性を見つめるのには良い機会になるとの思いから参加しました。 参加させていただいたところ、実践を想定した実習が中心の講座で、調停者としての実習も徐々に高度になって行き、頭が真っ白になり戸惑うこともありましたが、自らを立て直し咀嚼する時間をじゅうぶんに確保しつつ実習が進んで行くので、とても安心して学ぶことができました。 講座の終盤には、感極まり涙あり、また心からの笑顔が湧き出て満たされて終えることができたとても楽しい学びとなりました。 そんな感動の余韻が残る2日後、仕事の現場で「メディエーションの実践」場が突然やってきました。 仕事上のミスで、お客様にご迷惑をお掛けすることとなり、大クレームが発生。お客様の怒号が30分続く中でのクレーム処理というメディエーション実践の場となりました。 そのような切羽詰まった中、私自身、2日間の実習経験が経験値となっており自信をもって終始冷静に対応することができました。むしろ、実習さながらに伝え返しのチャレンジを工夫している自分にも気付く余裕もありました。 お客様の「尊重」のニーズを基にお客様に寄り添い続け、最後はお客様とは笑顔で話ができるまで関係を修復することができました。 このような経験から、このメディエーション講座は、あらたまった問題を調停するものではなく、日常で起こっている仕事や家庭の関係性をよりよく修復し、より豊かな質感へと高めて行くためのものと思いました。特に仕事におけるクライアントとの関係性、組織内の上司と部下との関係性に対して、NVCを生かすための真骨頂のような講座であると考えています。 また、今回のクレーム処理を経験して、メディエーションの練習を続けスキルを積むことが、NVCを日常の実践に活かすことに直結すると確信しました。 これからも2日間共に学ばせていただいた第一期の皆様と共に練習をしてゆき可能性を高めて行きたいと考えています。

ナビゲーター

今井麻希子(CNVC認定トレーナー/コーチ/ファシリテーター)
国際基督教大学卒。民間企業勤務を経て独立。yukikazet inc.代表。一般社団法人日本NVC研究所代表理理事。Coaching for Transformation認定コーチ/TLC (The Leadership Circle)プラクティショナー/IFS (Internal Familyt System)公式トレーニングLevel2修了。 『「わかりあえない」を越える – 目の前のつながりから、共に未来をつくるコミュニケーション・NVC』(マーシャル・B・ローゼンバーグ博士著・海士の風出版)共訳。経済コンテンツプラットフォームPIVOTにて「コミュニケーション・シフト NVCで人生の新しい扉を開く」連載。「教える」かわりに「問い」を通じて深めあう、実践的でエンパワリングな学びの場づくりに定評がある。