NVC基礎 8週間オンライン講座のこと(0:始まり)

しなやかなこころを育てる共感コミュニケーションという名前の、NVC(非暴力コミュニケーション)を伝える8週間オンライン講座を開催しています。

原型となったクラスは、NVCの本(NVC-人と人との関係にいのちを吹き込む法)を実践的に学ぶ副読本を参考図書にした、オンラインの勉強会でした。

NVCの理念に強く共感し、その学びを深め、シェアする機会をつくりたいという想いがどんどん大きくなっていきました。でも、人に伝えようにも、自分だってまだまだ理解が浅いところがきっとある。それに、学ぶことと、伝えることは違う。NVCを伝える場を持つとはどういうことか。そのことについて、もっと深めたいことがある。

そんな気持ちを抱え、悶々としていた頃。NVCの認定トレーナー、Jim & Jori Manske夫妻から「本を使って勉強会をするといいよ」とアドバイスをいただきました。

その本は翻訳されていないけれど、だからこそ関心がある人はきっといるはず。著作に敬意を払いつつ私が概訳を用意し、それをもとに誰でも参加できる勉強会を開催してみたらどうか。

そんな気持ちを言葉にしたら、(いいね)(是非やってみて)と声をかけてくれる人たちが現れ、(応援するよ)という幾人かの言葉が背中を押してくれて、勇気を出してはじめてみることにしたのです。

はじめは、zoomというオンラインのツールの有料版(長時間使うために必要)を持つ友達に設定に協力いただいて。途中からは、翻訳も協力してくれる友達が現れて。

(やってみよう)で始めた勉強会だから、誰かが先生役になるわけでもない。経験が豊富な人が、体験から学んだ知恵を差し出してくれたり。よくわからない、ということも素直に言葉にしてみたり。時にはNVCを教える側に立っている人が突然サプライズのように現れ、気になる箇所について解説を加えてくれたり。

各地で学びの場をつくっている人たちも参加していたりして、本当にあたたかく豊かな空間だったなあ…と、今でもじんわりとあの場のことを思い出します。


(同じワークショップに参加した仲間とつながり続けたり、初めての人とつながったり、海外からの参加もあったり。こういった場が初めての私にとって、とても不思議な体験でした)

今、私は有料の講座を開催していますが。そのベースになる本当に多くのものをいただいたのが、あの、無料のオンラインの空間でした。

そして今でもときどき、あの豊かな場をふたたび創造することができないかという気持ちが私の心の扉をたたきにきます。(トントン、ここにあった、あなたが大切にしているもののこと、忘れないでいてね)というように。


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